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カテゴリー「石田衣良」の15件の記事

2009年5月11日 (月)

再生(石田衣良)

再生 Book 再生

著者:石田 衣良
販売元:角川グループパブリッシング
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「再生」
「ガラスの目」
「流れる」
「東京地理試験」
「ミツバチの羽音」
「ツルバラの門」
「仕事始め」
「四月の送別会」
「海に立つ人」
「銀のデート」
「火を熾す」
「出発」

以上12編の短編集。

この短編集にはいろんな「再生」が描かれている。

何かを抱えて生きている人にとっての
再生が細やかに描かれている。

一つ一つの話は短いので電車のお供に最適。

そして何かにぶつかって立ち止まったときに
ふと思い出して読んでみるのも良いかもしれません。

そういえば「約束」から5年て事みたいだけど
4年前に読んでたらしいけど、あんまり記憶に残ってないな・・・。
もう一度読んでみますか。

2009年3月19日 (木)

逝年(石田衣良)

逝年―Call boy〈2〉 Book 逝年―Call boy〈2〉

著者:石田 衣良
販売元:集英社
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「娼年」の続編。

この題名にはなんとなくだが二つの意味が存在していると思う。

まず読みとしての「しょうねん」→「せいねん」
これはリョウの成長物語。

そしてもう一つは漢字としての「娼」と「逝」
これは静香サイドからの物語。

五年前に読んだ「娼年」には衝撃を受けた。
まぁ私も若かったし。
そして今回「逝年」を読んで、心が緩んだ。

こういう愛ってあるんだろうなと。

2008年11月17日 (月)

シューカツ!(石田衣良)

シューカツ! Book シューカツ!

著者:石田 衣良
販売元:文藝春秋
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マスコミ合格を目指して鷲田大学三年の男女7人は
「シューカツプロジェクトチーム」を結成。

青春就職活動小説であるのだが、
ちょっとシューカツについては甘いな~と感じる。

いや、読んでいて楽しいし、さわやかだし
そういう部分はいいんだが・・・。

ちょっとシューカツを題材にするには軽すぎるかな。

もっと現在の終身雇用から離れていく
現場の就職活動を知りたかったな~。

なにせ私の頃の就職戦線は大氷河期と呼ばれて・・・

今思えばそういう時代だったからこそ
私は転職もしたし今の会社で全てを満足しているわけではない。

今の学生ってゴールデンチケットなんて思ってるのか?

2008年11月12日 (水)

REVERSE(石田衣良)

REVERSE Book REVERSE

著者:石田 衣良
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

簡単に言うとネカマとネナベの恋愛モノ。

そこは石田衣良が描くのだから
どこか現代的でスタイリッシュに仕上がっている。
(そもそもネット世代時代が現代的なのだが・・・)

アキヒト=千晶、キリコ=秀紀がお互いに
性別を偽った状態で出会ってしまう。

高まっていくお互いの信頼みたいなもののすえ
現実で出会う人よりも近しい感情を抱いていく。

その結果、会いたくて、お互い代役をたてて会ってしまう・・・。

この本でなんとも胡散臭いのが
千晶にしても、秀紀にしても現実社会が
結構充実しちゃってるんだよなぁ。そこが不満。

もっと現実に挫折感が強い方が
ネットの向こう側に理想を描きやすいと思う。

軽く読むという分には申し分ないと思うが・・・。

2008年10月14日 (火)

夜の桃(石田衣良)

夜の桃 Book 夜の桃

著者:石田 衣良
販売元:新潮社
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この作品はある意味で官能小説の様相を含んでいる。
まぁタイトルの夜の桃ってそのものがエロスな気が。

45歳のIT社長と20歳年下の部下。この二人が出会ってしまう。
そして実感してしまう。「肌が合う」という意味を。

45歳のIT社長には奥様もいるし、愛人もいる。
そこに割り込んできた20歳年下の女の子。

全てはバブルのようにはじけてしまう・・・。

途中で気づいて、ニヤっとしてしまったのだが
奥様が泣きながらの読んでいる本が、実際の石田衣良の
「眠れぬ真珠」ではないだろうか?

こちらは年上の女版画家と若い男の映像作家のお話。

微妙な作品紹介のような、そうでないような。

うーん。それにしても
そういう意味では年の差カップルは流行なのだろうか。

最近そういう話が多いのは気のせいか?

2008年9月12日 (金)

非正規レジスタンス(石田衣良)

非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8 Book 非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8

著者:石田 衣良
販売元:文藝春秋
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「千川フォールアウト・マザー」
「池袋クリンナップス」
「定年ブルドッグ」
「非正規レジスタンス」

IWGPの第8弾。

今回の一冊は青春ストーリーというよりは
どちらかというと社会問題を扱っている雰囲気。

まぁいわゆる格差社会が根本テーマのようです。
特に非正規レジスタンスはグッドウィル問題そのもの。

ネットカフェ難民が日雇い事業者に
労働力を格安で吸い上げられていく様が描かれている。

弱者はいつまで経っても弱者でしかなく、
這い上がろうとする前に体を壊す。

さらに現在は物価も上昇傾向にしかなく
格差はますます生まれていくんだろうな。

こういう日本をこのままほっておいていいのだろうか?

次期首相が誰かがまだ分かりませんが
何とか改善をお願いしたいものである。

そしてもう一つ。
最近私が通勤している道で犬の散歩をしながら
清掃をしているおじさんが独りだけいる。

草の根運動の大切さを学んだ気がした。

何も変わらないかもしれない。
でも、何か変わるかもしれない。

2008年8月18日 (月)

夜を守る(石田衣良)

夜を守る Book 夜を守る

著者:石田 衣良
販売元:双葉社
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アポロにサモハン、ヤクショに天才。
4人のガーディアンエンジェルズがアメ横を舞台に活躍する。

まぁ言ってみればIWGPシリーズのアメ横版ですかね。

アメ横ってここ5年くらい行ってない気がするが
やはり若い世代の特権なんだろうな~。

あの雑然とした雰囲気は結構好きなんだけどな。

そしてこの本に出てくる定食屋さんは
安すぎでしょ・・・。

雰囲気は伝わってきていい感じなんですけどね。

それにしても石田さんの話に出てくるヤクザって
皆結構いい人だったりするんだよな~。

2008年3月26日 (水)

親指の恋人(石田衣良)

親指の恋人 Book 親指の恋人

著者:石田 衣良
販売元:小学館
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この本は表紙を見たときに既視感があるな~と思ったら
やはり「夜は短し歩けよ乙女」と同じ
中村佑介さんのイラストでした。

現代版「ロミオとジュリエット」ということで
「スミオとジュリア」が主人公になっている悲恋。

スミオは六本木ヒルズに住み、
ジュリアは年収200万円でパン工場で働きながら
出会い系サイトのサクラのバイトをしている。

暇つぶしでアクセスしたスミオとジュリアは出会い系で出会う。
そして、いわゆる格差社会の象徴のような二人が恋に落ちる。

確かに悲恋なのだろうけど、
結末が結構あっさりとしている。

これが現代の象徴なのかもしれないが・・・。

上を見ればきりがない。下を見てもきりがない。
自分の居心地の良い場所を見つけたいと思う。

2008年3月11日 (火)

5年3組リョウタ組(石田衣良)

5年3組リョウタ組 Book 5年3組リョウタ組

著者:石田 衣良
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

小学校教師であるリョウタは、
茶髪にシルバーアクセのイマドキっぽい雰囲気。

そのリョウタと5年3組の一年間を描く。

なんだろうなぁ。
先日見た「夢の見つけ方教えたる」で
ハマちゃん演じる今村先生と5年2組とかぶったな。

直近でドラマを見てたので感じるだけだろうか。

まぁ内容は全然違うからいいんですけど、
なにせ熱血?教師の物語ですからね。

両方とも素直に熱血?って聞いてしまうぐらい
自然体の教育なんだろうと思う。

そして今必要なのはこういう教師なのかもしれない。

小説中に出てくる染谷先生の指摘どおりなのだろう。
ちょうどバランスの良い先生ということ。

適度に崩れたバランスがないと
一瞬にして全てが崩壊してしまうからな。

小説としてはラストが微妙でしたが
結構楽しめたと思います。

まぁ時間があれば
今村先生の原作でも読んでみようと思います。

2007年11月21日 (水)

Gボーイズ冬戦争(石田衣良)

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 Book Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7

著者:石田 衣良
販売元:文藝春秋
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IWGPシリーズの第7弾。
「要町テレフォンマン」
「詐欺師のヴィーナス」
「バーン・ダウン・ザ・ハウス」
「Gボーイズ冬戦争」

今回もマコトが池袋を舞台に活躍します。
今回は振り込め詐欺にデート商法?といった
詐欺行為が最初の2編になっています。

最後の表題作はGボーイズが2分してしまう
という危機に直面してしまう・・・。

個人的には詐欺師のヴィーナスは好きだったな。

まぁまことがそれほど活躍するわけじゃないけど
騙される男と騙した女の終わり方みたいなものですかね。
なにか逆に男らしさを感じてしまいました

2007年11月13日 (火)

眠れぬ真珠(石田衣良)

眠れぬ真珠 Book 眠れぬ真珠

著者:石田 衣良
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

どっぷりと恋愛小説にはまった気がする。

最近短編で読むことが多かった石田衣良だったが、
長編でもよいかもしれませんね。

更年期障害を患っている45歳版画家女性が主人公。
カフェでくすぶっている映像作家28歳と出会い恋に落ちる。

年の差の恋愛はありがちなテーマですけどね。

それでも楽しめましたというか、
「黒の咲世子」「白の咲世子」の変化に共感したかな・・・。

逆に別れのシーンでの女性像が私には不思議でした。
そういうものなんでしょうね。男の私にはわからないですけどね。

あと芸術というものが分からないので今後は多少は
良質モノでも見て眼力でもつけようと思う。

2007年7月17日 (火)

灰色のピーターパン(石田衣良)

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 Book 灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉

著者:石田 衣良
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

言わずと知れたIWGPシリーズ。
「灰色のピーターパン」
「野獣とリユニオン」
「駅前無認可ガーデン」
「池袋フェニックス計画」

最近Gボーイズ冬戦争が発売されたようなので
重い腰を上げてようやく読むことに。

相変わらずのストーリー展開。
マコトが依頼を受け、Gボーイズ他が協力し、
池袋の平和を守るという水戸黄門的分かりやすさ。

こういうのは連続ものなので
そのつもりで読むべしと言う感じですね。

エンターテイメントとしては
面白く読めるので不満はありません。

もうちょっとマコトの恋愛も
取り上げてもよいのかもしれないけどね。

2007年3月 2日 (金)

美丘(石田衣良)

美丘 Book 美丘

著者:石田 衣良
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

すっかり書いたつもりだった「美丘」
今回「下北~」を読んで石田作品て
何書いたっけ?って探して見ると
「てのひらの~」のみ。

あれっ?その後年始に読んだ
「美丘」がない・・・。

ま、というわけで
今読んだわけではないが「美丘」。

ちょっと日にちが経って感動も薄れたが・・・。

前に書こうと思っていたことだが
大学生版「セカチュー」じゃないの?
→これは本を思い出すためamazonのレビューみてたら
そこにも記入があった。皆思うことは一緒だね。

高校生と大学生では活動範囲も
できることも違う。病気も違う。

それでも純愛というか、無償なる愛というか
そういうシーンはやはり求めているのだろう。

読んでて気持ちを入れ、
僕は一緒になって美丘を愛した。そんな気がする。

2007年2月26日 (月)

下北サンデーズ(石田衣良)

下北サンデーズ Book 下北サンデーズ

著者:石田 衣良
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

テレ朝で連ドラ化をされた原作本。
※ドラマは打ち切りになり1回分短くなりました。

里中ゆいかという大学生が下北の小劇団
下北サンデーズに入団するところから始まる。

いわゆる青春ストーリーであり、
いわゆるサクセスストーリー。

ドラマを先に見てしまったせいか、
里中ゆいかは上戸彩が頭をよぎり、
ちょっと頭の中の映像が邪魔だった・・・。

ほんわかとした物語で、
ぼーっとしたい日に読んで見るのもいいかもしれません。

2006年10月11日 (水)

てのひらの迷路(石田 衣良)

てのひらの迷路 Book てのひらの迷路

著者:石田 衣良
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

てのひらにのるような24編のショートショート。
母との別れ、小説家になるまで、小説のできるまで・・・。
本当にバラエティに富んだショートショート。

ショートショートなのでテンポも良い。

それぞれのショートストーリーに石田衣良が
これも短い前書き(?)を書いているのですが
これがまた作家の自分自身の言葉で書かれていて良い。

たまにはこういうショートショートを読むのも面白いかもしれない。