モダンタイムス(伊坂幸太郎)
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モダンタイムス (Morning NOVELS) 著者:伊坂 幸太郎 |
実家に忘れてきました。何を?勇気を。
冒頭からこのセリフに完全に引きずり込まれてしまう。
その後、「勇気はあるか?」と問われるごとに
主人公は「実家に忘れてきました」と心で唱えることに・・・。
主人公となる、渡辺拓海、妻の佳代子、拷問屋の岡本猛
会社の先輩の五反田正臣、井坂好太郎なる小説家も出てくるし、
中々に興味深い登場人物たちが活動する。
失踪する五反田、暗号化されたプログラム、
検索ワードは「播磨崎中学校」「安藤商会」、
検索から監視は始まる・・・。
情報とは何か?真実とは何か?善とは何か?悪とは何か?
揺れ動いていく拓海が行き着くところはどこなのか?
一旦引きずり込まれた世界は簡単には抜けられない。
そして終焉を迎えたとき、「勇気はあるか?」の問いに
拓海はもう一つの答えを用意していた。
それが拓海の現実であり、真実なのであろう・・・。
この話は「魔王」の続編で50年後の設定であり、
登場人物も一部かぶっているので先に魔王を読んだほうが分かりやすいかも。




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