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カテゴリー「道尾秀介」の7件の記事

2009年8月 4日 (火)

片眼の猿(道尾秀介)

片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Book 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)

著者:道尾 秀介
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

なかなか紹介が難しい本だと思う。
何を言っても未読の方には邪魔になるような気がする。

主人公の探偵は盗聴専門のスパイ。
これだけしか書けないなんて・・・。
一体どういう小説なんだか・・・。

帯に踊るのは
「道尾秀介を信じるな!道尾秀介を信じろ!」
という文言なのだが事実これが正解だろう。

「向日葵~」も同時に平積みで並んでいると
この作家の勢いを感じるんですよ。

あとの本を文庫化まで待つか?
それとも古本で探すか・・・。二者択一。

2009年7月10日 (金)

向日葵の咲かない夏(道尾秀介)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫) Book 向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

著者:道尾 秀介
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

僕(ミチオ)はS君の家にプリントを届けに行った。
そこで僕が見たものはS君が首をつっている死体だった・・・

しかしその死体は消えてしまった。

S君は自殺だったのか?殺されたのか?
謎は深まるばかり・・・。

道尾秀介の2作目の文庫ですが
かなり売れ行きが好調なようで、17刷を数えてる(2009年6月15日)。

この本はかなり好き嫌いが分かれるかもしれない。
暗い内容がどっと押し寄せてくる。

怖いもの見たさ(読みたさ)で読んでみるのも良いと思う。

これからも既刊本を読んでいきたいなと思わせられた。

2009年6月24日 (水)

龍神の雨(道尾秀介)

龍神の雨 Book 龍神の雨

著者:道尾 秀介
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

道尾さんの最新刊。
なんだかオドロオドロした雰囲気をかもし出した
扉絵ではありましたが、なかなかのサスペンスでした。

二組の似たような境遇の兄弟(妹)の運命が
すれ違い、交錯していく。

雨は題名にあるとおり、
そして章節毎のサブタイトルがまた
この物語をリードする重要な要素となっている。

次第に物語りに引き込まれていくと
ミスリードされていることになかなか気づかない。

そしてようやく最後になって
全容が明らかになっていったのです・・・。

なんだか事件の終わりの静かな閉幕は
物悲しくもありました。

是非読んでもらいたいなと・・・。

2009年6月 3日 (水)

背の眼(道尾秀介)

背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫) Book 背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)

著者:道尾 秀介
販売元:幻冬舎
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背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫) Book 背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)

著者:道尾 秀介
販売元:幻冬舎
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新刊が出る前に道尾さんの過去の本を読んでおこうと
思っていたのに新刊が平積みされてました・・・。

手元にもうあったので、こちらから読むことに。
デビュー作で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞の本作。

読み進めていくと、どうやらホラーというより
ミステリの要素が強かったような気がします。

上下二冊と言うこともあり、少々長く感じます。
それでも解明されていく謎が心地よい。

全体を通してデビュー作ということを考えれば
すばらしい出だしだったのではないでしょうか。

うーん。新刊を読むべきか。。
それとも向日葵を読むべきか・・・。悩む。

2009年4月15日 (水)

鬼の跫音(道尾秀介)

鬼の跫音 Book 鬼の跫音

著者:道尾 秀介
販売元:角川グループパブリッシング
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「鈴虫」
「ケモノ(けものへん)」
「よいぎつね」
「箱詰めの文字」
「冬の鬼」
「悪意の顔」

以上6編のホラー短編集。

ミステリーの得意な作者が作るホラーは
どこかに仕掛けがしてあり読んでいて
ミステリーの要素も多分に感じる。

それでいてホラーの背筋に冷たいものを感じるような
なんだかおどろおどろした作品でもありました。

いろんな要素がMIXされているお陰か
読み終わった後は恐怖感よりも
悲しい物語として胸に残るようなものでした。

こういう作品も続けていただけると
いろんな楽しみが増えるような感じを受けました。

2009年1月16日 (金)

カラスの親指(道尾秀介)

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Book カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

著者:道尾 秀介
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

直木賞が発表されましたが、受賞はしませんでしたが
直木賞候補にもなっていた本を読んでみました。

詐欺師のタケは、詐欺師に詐欺を働きかけた鍵屋のテツと出会う。
その後、詐欺を行いながら共同生活を続けていた。

タケは昔ハメた金融屋ヒグチに追われる。
二人はスリの少女まひろと出会い、一緒に暮らすことになる。

まひるのおまけのように姉のやひろとその彼氏も同居を始める。

ミステリーとか、サスペンスというよりは
ヒューマンドラマのような様相を呈している。

なんだか人間ぽい詐欺師たちが
追ってきている金融屋と対峙するとこから
ハラハラとドキドキが混じってくる。

あとは読んでのお楽しみです。

結構最後の下りはスラスラと謎が紐解かれるようで
気持ちよかったです。

あと味のスッキリした感じでした。

2008年6月30日 (月)

ラットマン(道尾秀介)

ラットマン Book ラットマン

著者:道尾 秀介
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ラットマンとは有名な多義図形で人に見えたりネズミに見えたりする。

いくつかの人の絵を見せた後には人の顔に見え
いくつかの動物の絵を見せた後はネズミに見えるというもの。

そのラットマンの絵の心理状況・先入観によって
見え方が異なるということをモチーフにミステリを描いている。

もちろん読者は気づかずにラットマンを錯覚する。
完全にミスリードされた読者が気づくのは・・・。

作者によってしかけられたラットマンはどのように見えるのか。

私は気持ちよく騙されてしまったよ。

道尾秀介の作品ははじめて読んだのだが
これが中々いけたと思う。

これから過去作品を探ってみようかと。