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カテゴリー「山崎ナオコーラ」の8件の記事

2009年7月21日 (火)

モサ(山崎ナオコーラ/絵:荒井良二)

モサ (ダ・ヴィンチブックス) Book モサ (ダ・ヴィンチブックス)

著者:山崎ナオコーラ/荒井良二
販売元:メディアファクトリー
Amazon.co.jpで詳細を確認する

山崎ナオコーラのファンタジー絵本。
荒井良二の絵がナイスマッチしているかんじでした。

カルガリ一家の長男モサは妹のミサほどできが良くない。
そんなモサが通う天文台に少女が落ちてきた!

そんなモサが生きていくために天文台で働いて
少女と暮らすことを決意する。

ちょっと泣けてしまうストーリーである。

家族とモサ。天体観測士ホシヨミさんとモサ。
ハリネズミのハリとモサ。

モサとその周囲の関係性が危ういからこそ
生きていることが実感できるのかもしれない。

荒井良二の絵がまたよい雰囲気を醸し出しています。

2009年5月29日 (金)

男と点と線(山崎ナオコーラ)

男と点と線 Book 男と点と線

著者:山崎ナオコーラ
販売元:新潮社
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「慧眼」
「スカートのすそをふんで歩く女」
「邂逅」
「膨脹する話」
「男と点と線」
「物語の完結」

以上6編の短編集。

この短編集は世界各国での男と女の恋愛とは一括りにできない
関係性みたいなものが描かれているようです。

「慧眼」のような長年連れ添った上での関係や
「スカートのすそをふんで歩く女」のような微妙な男女関係
(この場合男女関係と呼んでいいものかどうかは・・・)

そして究極の愛なのだろうか?
「男と点と線」は納得してしまった。

どれも男女関係と呼ぶよりも人間関係と
呼ぶにふさわしいような気もする。

この人の微妙なバランスが心に心地よい。

2009年3月 2日 (月)

手(山崎ナオコーラ)

手 Book

著者:山崎 ナオコーラ
販売元:文藝春秋
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「手」
「笑うお姫さま」
「わけもなく走りたくなる」
「お父さん大好き」

以上4編の短編集。「手」は芥川賞候補。

4編の短編集といいながら「手」は中篇。

25歳の女性が主人公なのだが
ちょっと変わっている。

年上の男性のことが気になり
「ハッピーおじさんコレクション」なるサイトも運営してしまう。

でも、この25歳の恋愛はゆったりとして
ゆるやかに流れていく。

なんだか感覚的にハマッテしまった。

私とは10歳以上も違い、年代も別なので
共感という訳ではない・・。

ただ、なんだかすんなりと入り込めてしまった。

山崎さんを通して語られる彼女は
どこか真正面からは生きていないのだと思う。

それでも、現実にはこういった女性は多く
きっと日々埋もれていっているのかもしれない・・・。

2008年7月11日 (金)

長い終わりが始まる(山崎ナオコーラ)

長い終わりが始まる Book 長い終わりが始まる

著者:山崎 ナオコーラ
販売元:講談社
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大学のマンドリンサークルに所属する小笠原。
サークルの同期でコンダクターの田中との恋愛もののよう。

しかし、高らかに恋愛モノですというには、
恋愛感情が希薄なんだよな~。

ナオコーラ的な無気力感が漂っている。
だからこそ、これが日常だったりするんだろうな。

この切り取られた日常は誰しも思い出として
どこかに共感できてしまうのかもしれない。

サークルにおける疎外感であったり、
恋愛上でのスレ違いであったりね。

セックスにおける終わりってどこなんだろう?
って小笠原は「射精じゃないだろ?」悩んだりするんだよね。

そして田中との関係が終わっていくのだが
それは終わりの始まりだったりすんだよね。

なんだかグダグダと書いていたら
終わりが長くなってしまいそうなので終わります。

2008年5月14日 (水)

論理と感性は相反しない(山崎ナオコーラ)

論理と感性は相反しない Book 論理と感性は相反しない

著者:山崎 ナオコーラ
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「論理と感性は相反しない」
「人間が出てこない話」
「プライベート」
「芥川」
「恐怖の脅迫状」
「架空のバンドバイオグラフィー」
「素直におごられよう」
「ブエノスアイレス」
「秋葉原」
「化石キャンディー」
「社長に電話」
「まったく新しい傘」
「アパートにさわれない」
「嘘系図」
「蜘蛛がお酒に」

以上15編の短編集。
なんなんだろうかこの本は?
変な要素がいっぱい詰まってるよ。

なんだかゆるーくつながりあった短編集でありながら
突然どうしたのよ?的な話もあったりと
バラエティーに富んでいますよ。

個人的には表題作が好きで
神田川と真野の同棲の話なのですが
なんかいいんですよ。

それとあとがきが結構笑える。
ナオコーラが何を思っているのか・・・。

まぁ他にもイロイロあるので
自分のお気に入りを見つけるのはいいかもね。

2008年4月23日 (水)

カツラ美容室別室(山崎ナオコーラ)

カツラ美容室別室 Book カツラ美容室別室

著者:山崎 ナオコーラ
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これでナオコーラは3冊目になるが
比較的あっさり派なんだよね。

今回は特上のあっさりだったような。

カツラをかぶった桂店長のカツラ美容室別室で
エリと淳之介は出あった。

恋に発展していく展開かというと
意外とそうでもない。

現実の世界はそんなものかもしれないけど
やっぱりちょっと物足りなく感じる。

日常を切り取ったというのはこういうことなのだろう。
切り取られた日常は意外と寂しいものだ。

2008年3月18日 (火)

浮世でランチ(山崎ナオコーラ)

浮世でランチ Book 浮世でランチ

著者:山崎 ナオコーラ
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

通勤電車でこの本を読んでいた。
残り10頁で駅を降りた。

会社の近くの公園のベンチで
残り10頁を読んだ。

自分ひとりだけの世界で。

それでも世の中は動いている。
後ろの国道を走る車たちの音がやけに響いた。

周りの景色に自分が溶け込んだ気がした。

さぁ今日は誰と浮世でランチをしようか?

ってどこも本の感想ににはなっていないが
今はそんな気持ちなのでしょうがない。

2008年2月21日 (木)

人のセックスを笑うな(山崎ナオコーラ)

人のセックスを笑うな (河出文庫) Book 人のセックスを笑うな (河出文庫)

著者:山崎 ナオコーラ
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

題名からしてちょっ敬遠していた本だった。

でも、この映画の舞台挨拶での永作博美を見ていて
そしてその後の永作の評価を見ていて
ちょっと読んでみようと思った。

題名からするほどにセックスの描写はない。

どちらかというと「人の恋愛を笑うな」というところか。

簡単に言うと
美術系の学校の講師ユリ(39歳人妻)と
ボク(19歳)の不倫の恋愛モノ。

どうでしょう?意外と淡々と恋愛が描かれている。
もっと情熱でドロドロしてるのかと思ったけど・・・。

結構スキキライが分かれるかもね。

それにしても永作の最近の笑顔には艶があると思う。
恋愛してるのかもね。松山ケンイチも惚れたみたいだし。