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カテゴリー「歌野晶午」の8件の記事

2009年8月24日 (月)

絶望ノート(歌野晶午)

絶望ノート Book 絶望ノート

著者:歌野 晶午
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

絶望ノートという日記帳の中で太刀川照音は
いじめられている現実を綴っていた。

この絶望ノートの記述と
周辺の人々の口述シーンが交互に繰り返される。

そのことで現実と文字の狭間に生まれる空間。

これを埋めるのは真実なのか?虚構なのか?

相変わらず歌野さんの小説という気がしますが・・・

どうしてもなじめなかったのが暗い絶望ノートシーン。
なんとなく、気持ち悪くなってしまいました。

2008年11月10日 (月)

ジェシカが駆け抜けた七年間について(歌野晶午)

ジェシカが駆け抜けた七年間について (角川文庫 う 14-5) Book ジェシカが駆け抜けた七年間について (角川文庫 う 14-5)

著者:歌野 晶午
販売元:角川グループパブリッシング
Amazon.co.jpで詳細を確認する

読み初めからちょっとした違和感を感じる。
これはあくまでも時間の感覚。

後にこの謎が明らかにされるのだが
ここで安心してしまったのが敗因というところか。

そして一つ目のキーワードは
「もう一人自分がいたらいいと思わない?」
つまり分身がいれば殺人ができて、アリバイが成立するというもの。

もう一つのキーワードはエチオピアだろう。
でもね~、普通に知ってる人はいないな。そんなこと。

だからね、帯の驚天動地という文言は偽りではないけど
それはトリックそのものというよりも
知識の問題なんだろうな~。

もっとすんなりと騙されて、「やられた~」って言いたかった。

ちょっと残尿管の残る作品だったと思う。
やっぱり「葉桜~」は別格なんだろうな~。

2008年10月24日 (金)

世界の終わり、あるいは始まり(歌野晶午)

世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫) Book 世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

著者:歌野 晶午
販売元:角川書店
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連続して行われる児童誘拐事件。
共通点は、身代金が安いこと、人質が銃で殺されていること。

自分には関係ないと思っていた富樫修は
息子が関わっているのでは?という疑問を抱いてしまう。

前半は興味を持続させ読ませるのだが
後半ちょっとうんざりしてしまった。

もうちょっとスマートに話が進まなかっただろうか?
どうも終わりがないんだよな~。

まぁだからタイトルの通り
終わりではなくて、そのまま始まりなんだろう。

永遠にループしそうで怖い。

2008年3月 7日 (金)

ハッピーエンドにさよならを(歌野晶午)

ハッピーエンドにさよならを Book ハッピーエンドにさよならを

著者:歌野 晶午
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「おねえちゃん」
「サクラチル」
「天国の兄に一筆啓上」
「消された15番」
「死面」
「防疫」
「玉川上死」
「殺人休暇」
「永遠の契り」
「In the lap of the mother」
「尊厳、死」

ショートショートを含む11編の短編集。
題名の通り、ハッピーエンドではないのです。

歌野さんらしいドンデン返しのエンディング。
非常にまとまった作品群という感じがしました。

「天国の兄に一筆啓上」については
既視感があったのですが、やはり前に読んだ
「作家の手紙」のものでした。

ショートショートでは中々の読ませ感があります。

どれもこれもエンディングに向かう際に
あれこれ想像して読めます。しかも外されます。

あ~こう来たかという感じ。

私が好きだったのは
「おねえちゃん」と「玉川上死」ですかね~。
あと「尊厳、死」はやはり来たなという感じです。

まぁとりあえず読んでみると意外とハマるかも。

2007年12月25日 (火)

ブードゥーチャイルド(歌野晶午)

ブードゥー・チャイルド (角川文庫) Book ブードゥー・チャイルド (角川文庫)

著者:歌野 晶午
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Engram(前世の記憶)
Impulse(現世の殺人)
Signature(悪魔の紋章)
Imprinting(刷り込まれた少年)
Karma(母の記憶)
Primal Sketch(現世の悪魔)
Voodoo Child(記憶の前世)

あ~やっぱり騙された。という感じか?

前世でのチャーリーの記憶を持つ少年。
そこに加わる殺人。殺人は前世に関係するのか??

悪魔の紋章がこれまた厄介だよ。
父も謎の行動をするし・・・。

面白かったですよ。単純に。

結構前の本なのに新しい感じを受けた。

ネットがらみの表現てその当時では
相当新しかったんじゃないかな?

2007年12月14日 (金)

そして名探偵は生まれた(歌野晶午)

そして名探偵は生まれた Book そして名探偵は生まれた

著者:歌野 晶午
販売元:祥伝社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「そして名探偵は生まれた」
「生存者、一名」
「館という名の楽園で」

短編というか中編集。
それぞれクローズドサークル系の作品でした。

この内表題作以外は文庫化されて出版されていたものらしい。

表題作はなんというんでしょう。
オーソドックスな探偵モノというんでしょうか?

典型的な天才探偵と結構おまぬけな助手のコンビ。
まぁ楽しめました。

他2編も面白く読めましたね。
全体的に探偵モノの基本をいっているような作品群です。

ラストの展開が良かったのは歌野さんらしい感じです。

2007年11月27日 (火)

女王様と私(歌野晶午)

女王様と私 Book 女王様と私

著者:歌野 晶午
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「葉桜~」を読んで、
もう一度騙されたいと考えていた。

そんな時に表紙に引かれて手に取った。

小説とはある意味作家の妄想なのであるが
この本は妄想そのものだった・・・。

いやはや。確かに騙されました。

騙されまいとして読み始めて
あ~騙されてましたと。

しかし前回(葉桜)ほど気持ちよくはない・・・。

やはり柳の下にドジョウは2匹はいないのか?

と、いっても話は読みやすくて
引き込まれていった。

ロリオタの44歳が主人公。これに12歳の少女がでてくる。
突然起こる殺人事件にロリオタが巻き込まれていく。

ロリオタは妹(フィギアに名前をつけている)
と一緒に謎解きを始める・・・

2007年11月19日 (月)

葉桜の季節に君を想うということ (歌野晶午)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1) Book 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1)

著者:歌野 晶午
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

こちらは
「このミステリがすごい!」2004年版第1位作品。
確かに凄かった。すっかり騙された。

騙され方が普通じゃなかったよ。
淡々と進んでいく中で、
ずっと自分は騙されていないと信じていた。

気づいたときにはもう遅かった・・・。
完全に騙された後だった。

まぁもう3年も前の本だけど
文庫はまだ出て半年なので秘密にしておきましょう。

騙されまいとして、読んでみて騙される。
騙されたあとの心地よさを体感できる・・・。