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カテゴリー「楡周平」の4件の記事

2009年3月25日 (水)

骨の記憶(楡周平)

骨の記憶 Book 骨の記憶

著者:楡 周平
販売元:文藝春秋
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500P強の分厚さにも関わらず
意外とすんなりと読めてしまった。

集団就職で上京した少年が抱えた罪と
金に執着していく様子が描かれていく。

最初の事件以降、事件らしい事件は起きないのだが
事件時の記憶は”金”のなさに帰着する。

だから少年は多少の悪であろうとも
金に執着していく。

そしてあまりにも金に執着したあまり
人間の心に気づかずに裏切られてしまう・・・。

なんだかとっても悲しい話だったなぁ。

2008年8月11日 (月)

プラチナタウン(楡周平)

プラチナタウン Book プラチナタウン

著者:楡 周平
販売元:祥伝社
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総合商社四井の穀物取引部長だった山崎が
つまらないミスから出世街道を外れてしまう。

そんな折、故郷の友人から町長になってくれと
依頼を受けて、ムリだと断る。

ところが、
酔っ払った勢いで良い返事をしてしまう・・・。
しかし、故郷の町は150億の借金を抱えて財政再建されそうな状態。

この苦境を乗り越えるために
町長山崎が奮闘する。

とっても社会派的なテーマの話なのに面白く読める。
しかも結構深刻な問題にも関わらず、明るい雰囲気が漂っている。

それにしても私も老後の心配でも始めたほうが良いのかな?
まぁその前に両親の老後を心配しないとなぁ。

2008年4月 1日 (火)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京(楡周平)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京(上) Book ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京(上)

著者:楡 周平
販売元:講談社
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京(下) Book ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京(下)

著者:楡 周平
販売元:講談社
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上下あわせて700ページという結構な長さ。
其々の帯のコピーは。

「富と権力が、男を狂わす。」
「時と記憶が、女を壊す。」

舞台は1999年の東京から始まる。

大病院の長男として生まれながら、
医者ではなく大蔵官僚となり政界を目指す崇。

党政調会長を父に持ち、生まれながらにして
政略結婚が前提となっている長女尚子。

この二人の見合いの席で
二人の両親もまた出会う。

ページをめくるほどに止まらなくなる。
先へ先へと進みたくなる。

本書の紹介で新世代の「華麗なる一族」という文言を見かけたが
まさにそうなんだろうな。

一つ残念なのが
最後がちょっとなぁ。

まぁ想像を掻き立てるんだろうけど、
その後はどうなったことやら・・・。

2007年9月28日 (金)

クレイジーボーイズ(楡周平)

クレイジーボーイズ Book クレイジーボーイズ

著者:楡 周平
販売元:角川書店
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楡作品を読むのは「フェイク」以来になるかな。
青い表紙で目立っていたというのもありますね。

内容としては
水素自動車タンクを開発した研究者と所属会社による
報酬と特許の所属権の争いとその裏で起こる犯罪。

まぁ特許問題は青色発光ダイオードを思い起こさせた。
青色はその後異常に浸透しましたからね。
去年のクリスマスイルミネーションは青色が多かったし・・・。
汐留で見学した記憶が残っている。

多分、水素自動車ももしあれば同じであろう。
そんな問題提起も含んでいるであろう作品になっている。

まぁ本としては最初に犯人が分かっている
割には最後まで楽しめた。

もうちょっとラストシーンが劇的なのかと
思ったけどね。