名残り火-てのひらの闇Ⅱ(藤原伊織)
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名残り火 (てのひらの闇 (2)) 著者:藤原 伊織 |
昨年亡くなられた藤原伊織氏の遺作ということらしい。
前回の「遊戯」は完全な未完であったが、
こちらは加筆修正の途上だったらしい。
それでも連載は終了し、加筆修正だけが残された
状態だったので問題なく話は読みきれた。
題名にある通り「てのひらの闇」のシリーズということだが
肝心の「てのひらの闇」を覚えていない。
読んだかどうかもちょっと不安である。
読んだはずなんだけど・・・。
この本としては単純に楽しめました。
ジャズと日本酒という組み合わせが不思議なようでありながら
ピッタリと収まっている。
それが堀江そのものを表現しているかのように取れる
謎が多き人物だが、どこかに筋が通ったような印象を受ける。
このヒーローはハードボイルドでありながら
人情味があふれていると感じたのは私だけだろうか?
亡くならなければシリーズ3作もあったかもしれない。
そう思うと残念だが、私にはまだ第一作がある。
結構新鮮な気持ちで相対することができると思うので
一人で次回作として「てのひらの闇」を楽しもうと思う。




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